先日、私が教員時代に担任をしたクラスの同級会があり、出席しました。
卒業してから18、19年ぶりぐらい。
気持ちが温かく、まっすぐな生徒ばかりのクラス。ほどんどみんな変わってなかったですね。
いや、高校の時は心配だった生徒も、立派に仕事を続け、お子さんもいて、
頼もしく余裕が生まれている感じ。
久しぶりとは思えない感覚でワイワイと話し、とても楽しい時間を過ごしました。
当時は私も若かったので、かよちゃんと呼ばれ、スキルや威厳はなく、上手にクラスをまとめていたとはとても言えません。
でも、
「あの時先生が通知表に書いた言葉、いまだに忘れられない。これだけは捨てられない」
「先生のおかげで、楽しく学校を送れていた」
「先生が勧めてくれた会社にずっと勤めています」
などと言ってくれました。
そうなの?
昔の自分がそんなことを言って、それが今に至るまで影響してたとは。
もしかしたら私の言葉で、逆に今も忘れられないつらい気持ちになった子もいるかもしれない。
やはり先生という立場は、少しの声かけ、態度で、生徒の人生に影響を与えてしまうんだな、と。
今はピアノの先生として、生徒のみんなにかける言葉、態度に気を付け、
生徒さんが自分に自信をもって未来を送れるようにしたいと改めて思いました。
そして数十年後にも長い付き合いができたら素敵ですね。