小さい生徒さん(小学校低学年あたりまで)、
弾いていて うまくできなくてちょっと弾いたらすぐイスからおりちゃう子、時々いますね。
あきらめが早い(笑)
大人は知っています。
少しずつ練習を積み重ねると
昨日弾けるところが弾けるようになったり、指が動くようになることを。
そのことをまだ知らないんですね
親としては(私もよく言ってしまっていましたが)
「練習すればできるよ、練習しないからできないんだよ」
と言いますが、その練習の実体験がないからこどもはわからない、、、
そんなお子さんには、
音のイメージを体感し、
細かく具体的に練習方法を伝え、
本当に小さい小さいできた!を経験して積み重ねると
自分はできる!楽しい!に変わります。
基本的にみんな、ピアノが好きなんです!
でも、練習しない子ほど、最初からうまく弾けると思っています。練習しない子ほど(そして体が硬いほど:それは理由があるのですが)、難しい曲をやりたがるような気がしています。
家で練習しないこどもの心理は
難しそう(ピアノを弾くのは脳と身体をとても使うので、疲れたくない)←これが一番かな
間違えたくない 間違いを聴かれたくない(何か言われる)
好きだけど、めんどくさい
失敗を受け入れられない
とにかくかっこよく弾きたい
自分の思うようにやりたい
はずかしい 等々、
そして、心の中にその音楽がまだない
(↑これも重要)
でしょうか。だから、ゲームや他の楽なことの誘惑に負けます、、。
でも、レッスンを重ねて、少しづつ身体が動き、指が動き、意味がわかってくると、自分でやってみようかな、と行動しはじめ、話を聞くようになると思っています。そして保護者さんのサポートもとても大切です。
周りの大人は(私も含め)、信じて見守ったり、待ってみたり、一緒に楽しんだり(これが大事!)して
成長をみていけたらと思っています。